こんにちは、マサです。
2月12日に公に辞意を表明した東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の後任候補が誰になるのか、様々な憶測が飛んでいます。
当初は川淵三郎氏が有力候補として挙げられていましたが、諸事情により辞退となりました。
今回の騒動の発端が女性蔑視問題ということで、実績のある女性リーダーの名前が候補に挙がっていますが、ここにきてもう一人の女性が候補として噂されるようになりました。
その女性は過去に暴言による不祥事を起こして世間を騒がせたのですが、今回はその女性が誰なのか、なぜ候補として今再び注目されているのかを見ていきたいと思います。
本記事はこんな人にオススメかも
・森喜朗会長の後任が誰なのか知りたい人
・候補として挙がっている”あの女性”は誰なのか知りたい人
・その女性の過去の不祥事を思い出したい人
目次
【あの不祥事覚えてますか?】”失言”森喜朗会長の後任候補に”暴言”で世間を騒がせた女性が浮上?
森喜朗会長の後任候補の一人として名前が挙がっている”暴言”女性とは
まず最初に結論から言いますね。森喜朗会長の後任候補の一人として名前が挙がっている女性は
豊田真由子さん
です。
どうでしょうか?名前を聞いて「あの人か」とピンと来ない方が多いかもしれません。私も名前だけでは思い出せませんでした。
この女性は元衆議院議員で、当時の秘書に対しての対応が問題として報道されました。
では、その元秘書への”暴言”はどんなものだったのでしょうか。
「このハゲー!」
デイリー新潮公式YouTubeチャンネルより引用
「ちーがーうーだろーっ!」
これは一例ですが、かなり強烈ですね。
ここまで来たら皆さんも豊田真由子さんのことを思い出したのではないでしょうか。
国会議員と秘書=強者と弱者という構図で、秘書へのパワハラとして報道され、最終的には豊田真由子さんは当時所属していた自民党を離党、その次の選挙で落選しました。
豊田真由子さんのその後の活動
国会を去ってから、豊田真由子さんはどのような活動をされていたのでしょうか?
今回、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の会長候補の一人として目されるようになるには、活動実績がなければ無理ですよね。
豊田真由子さんは2017年に政界を離れた後、社会福祉法人で勤務し、2020年3月にはフジテレビ系列の情報番組「バイキング」にゲストコメンテーターとして出演されました。
かつての暴言騒動があったため、本人は出演をためらったものの、とある理由から出演を決断しました。
出演に対する世間の反応は、意外にも好意的でした。
というのも、2020年3月は、まさに新型コロナウィルスが日本国内でも拡大し始めていた時期で、その新型コロナウィルスについてのコメンテーターとして出演した際、論理的な語り口で視聴者から「分かりやすい」と評判だったためです。
なぜ、新型コロナウィルスについてのコメンテーターとして出演したのか?ということですが、実は豊田真由子さんは国会議員の前は厚生労働省の官僚で、かつて流行した新型インフルエンザに対処した経歴があり、感染症対策についての知識と経験があるためなんです。
そういった経歴を活かすべく、「仕事をして役に立つのが自分の生きがい」と考えたのがバイキング出演を決めたキッカケだったのですね。
今では、様々なメディアで新型コロナウィルスに関するコメンテーターとして活躍をされており、官僚や国会議員としての実績もあるので、新型コロナウィルスと向き合うオリンピック・パラリンピックの組織委員会会長候補と目されるようになったと考えられますね。
豊田真由子さんとその他の会長候補者
豊田真由子さんが候補者として噂される前に、既に数名の候補者の名前が挙がっていました。
改めて整理してみましょう。
川淵三郎さん ※辞退 | 東京オリンピック・パラリンピック選手村村長 |
橋本聖子さん | 東京オリンピック・パラリンピック担当大臣 |
丸川珠代さん | 元東京オリンピック・パラリンピック担当大臣 |
鈴木大地さん | 前スポーツ庁長官 |
豊田真由子さん | 元衆議院議員 |
川淵三郎さん(辞退)と鈴木大地さん以外は女性候補者であることが特徴ですね。
そして、豊田真由子さん以外は、スポーツ関連の活動をされていたことも注目です。
逆に言えば、豊田真由子さんはスポーツに関する実績が無い中で候補とされているわけです。
後任の会長は、候補者検討委員会の推薦を経てから決定されます。
恐らくここに名前が挙がっている方以外にも多数の候補者が検討されているのだと思われますが、いずれにしても世界が注目する人事なので、公平性・透明性を確保したうえで決めてもらいたいですね。
最後に
今回は森喜朗会長の後任候補として噂されている豊田真由子さんについてご紹介しました。
オリンピック・パラリンピックという大きな大会の組織委員会トップとなるには、過去の経歴や不祥事も考慮したうえで決めなければなりません。
そういった意味では豊田真由子さんは適切ではないという考えの方もいらっしゃると思います。
組織委員会がどういった選考を行うのか、私たち国民もしっかり注視しなければなりませんね。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう!