みなさんこんにちは、マサです。
みなさんは最後に海外に行ったのはいつですか?プライベートでも、ビジネスでも2020年に入ってから海外へ渡航したことがある方はとっても少ないんじゃないかなぁと思います。
私マサは2020年に入ってから一度だけ、2月にシンガポールにプライベートで観光旅行に行ってきました。その頃は既に世界中で新型コロナウィルスが広がり始めていて、日本はもちろんシンガポールでも広がっていました。
その頃はまだ渡航制限などは開始されておらず、自由に渡航はできましたが、もちろんマスクや消毒液を持って行きました。その時は成田空港からJALで行ったのですが、空港内も機内でも新型コロナウィルス対策はしっかりされていました。でも、驚いたのはシンガポール国内での対策です。オフィスビルではエントランスで必ずスタッフが一人一人検温をしていたり、街のあちこちで感染に対する注意喚起文が掲示されていたり、オーロラビジョンでも同様の内容を呼び掛けていました。日本よりもシンガポールの方が新型コロナウィルスに対する意識が国レベルで高そうだなと肌で感じました。
そして、それから約10か月が過ぎて12月、シンガポールはまずビジネス客を受け入れる準備を進めているようです。前フリが長くなりましたが、今のシンガポールの動きをご紹介していこうと思います。
目次
シンガポール航空、2021年1月から羽田~シンガポール線運航再開
新型コロナウィルスの影響で、各国の航空会社はフライトを減便もしくは運休をしています。しかし、一部では少しずつ運航を再開させる動きが出てきています。今回ご紹介するシンガポール航空は、2020年12月21日時点では、東京~シンガポール区間は下記一便のみの運航です。
SQ637 成田10:10 ⇒ シンガポール17:00
SQ638 シンガポール00:55 ⇒ 成田08:30
東京発の場合、かつては成田だけでなく羽田からも、シンガポール航空だけで複数便が運航していたのですが、現在は成田発着一便のみです。それが、2021年1月18日から羽田⇔シンガポール便が復活することになりました!
SQ633 羽田16:40 ⇒ シンガポール23:20
SQ632 シンガポール08:05 ⇒ 羽田15:35
これによって、成田、関西、中部、福岡に加えて羽田がシンガポール航空の路線として復活し、日本⇔シンガポール間は週25便が運航される予定です。シンガポールは観光だけでなくビジネスの拠点としても重要な都市で、需要を見ながらまずはビジネス客を取り込んでいこうということでしょうか。
ビジネス渡航者向けに隔離不要の施設”Connect@Changi”を開設
現在、多くの国で、入国後に数日間の隔離が必要とされています。ビジネス客としては、この数日間ってとてつもない時間のロスですよね。1~2日程度で済む業務で渡航したとしても、その目的を達成させる前にプラスアルファで数日間隔離されてしまうわけなので。
そういった時間的ロスを無くすため、シンガポール政府はとても興味深い施設を作ることになりました。その名は「Connect@Changi」です。
Connect@Changiとは
端的に説明すると、海外からシンガポールへ来たビジネス客はこの施設へ無隔離で訪問することができます。そして、シンガポール在住者がここに来て、会議をする、ということです。無隔離で訪問する海外からのビジネス客と、シンガポール側のビジネスパートナーをConnect=結びつける施設がChangi空港(=シンガポールの空港)の近くに立ち上げる、という計画。
この施設には会議室や宿泊施設が設けられるそうで、食事なども感染対策に則って提供される予定とのこと。無隔離で訪問できるとはいっても、もちろん滞在前や滞在中、そして帰国前に新型コロナウィルスの検査を受ける必要が実施されます。
まとめ
本当にいつも思うのですが、シンガポールは発想が柔軟かつ豊かだなぁと感心させられます。小さな国で、資源も少ないと思うのですが、海外から金融機関を誘致して世界屈指の経済都市に成長させたりと、工夫をして発展しているなぁと思います。実際、シンガポールに行くと、いつもエネルギーを感じて圧倒されます。
Connect@Changiのような施設を作るという発想、そして時代への適応の速さは本当に素晴らしい。近い将来、観光客向けの措置が何かしらのかたちで実現するといいですね。それ以上に、新型コロナウィルスが終息する、もしくはワクチンなどで克服する、という日が来ることを切に願っています。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう!