みなさんこんにちは、マサです！
今回はGoToトラベルについて、2020年10月13時点の最新情報をまとめてみました。9月上旬から35%割引がスタートし、10月からは東京発着も対象となり、さらに地域共通クーポン(15%相当)も運用開始となりましたが、急ピッチで進めた事業のため、色々と問題が起きているようです。
ただ、その問題を当然解決する動きもあり、旅行者と事業者双方にとって役に立つ情報をお伝えできればと思いますので、今回もぜひお付き合いくださいね。
目次
＜ニュース①＞地域共通クーポンの加盟ホテルへの配送が遅れる
9月からホテルや旅館、旅行会社等へ地域共通クーポンが配布され始めたようですが、その配布が遅れてしまい、10月からの事業開始に間に合わないという事態が発生したとのこと。
何が問題かというと、旅行者に対して地域共通クーポンを配布できなくなり、結果的に旅行者がクーポンを使えず、旅行者も地域のお土産店やレストランなども損をしてしまうことですね。旅行者は当然貰えるものがもらえず、お土産店等は旅行者がクーポンで買い物をしてくれないので儲からない。
なぜ配布が遅れているのかの理由は明らかになっていませんが、急ピッチで仕上げた事業の印象があるので、ある意味では予想できたトラブルなのかな、という印象がありますね。何はともあれ、事業に水を差すようなことは避けてほしいところです。
＜ニュース②＞GoToトラベル事業、予想よりも鈍い予算消化
共同通信の報道によると、GoToトラベル事業の予算は1兆3500億円(！)であるのに対し、9/15時点の消化分は735億円とのこと。当初の想定よりも遅い予算消化のペースだそうで、今後の状況によっては当該事業の期間を延長する可能性もあるそう。
個人的にはうれしいことですが、利用が一部の人に限られているなどの指摘があるようで、それが予算消化の鈍化＝事業認知不足に繋がっているのかもしれません。たくさんの人たちに、様々な地域へ出かけてもらいたいので、認知度向上は今後の課題ですね。
＜ニュース③＞旅行金額への割引上限を引き下げ？？
ひとつ前のニュースと矛盾する気がするのですが、衝撃的なニュースです。これは何かというと、旅行会社がGoToトラベル利用ツアーの割引額を大幅に引き下げるケースが続出している、ということです。楽天トラベル、じゃらん、Yahooトラベル、一休.comなどでは、割引額を抑えたり、旅行者が当該プランを利用できる回数に制限を設けていると聞いて、とても驚きました。
旅行金額の35%が割り引かれることは前の記事でお伝えしたのですが、あくまでも最大35%という解釈ができるそうで、必ずしも35%引く必要が無いらしい…。しかし一体ナゼこんなことが？？
観光庁は前年度の事業規模実績で、各旅行会社に対して予算を割り振っているらしく、東京発着が解禁となった10月から予約が殺到し、早くも予算を消化しそうである、とのこと。予算を消化してしまったらGoToトラベルツアーは無くなってしまうので、割引率を抑えているようですが、本末転倒ではないでしょうか？
業界や地域経済の活性化のはずが、割引額を抑えてしまったら需要喚起にならないのは明らかですよね。そして、予算消化スピードが鈍いという②の記事との矛盾。
観光庁はこうした業界の動きに対して、円滑に事業が進むよう対応する、とのことですが、曖昧な表現で評価しようがないですね。旅行会社等に予算を追加配分するのか、それとも旅行会社の対応を支持するのか。
スタートしたばかりの事業なので、まだまだ見方が定まらないところですが、引き続き当ブログではGoToトラベル事業を追いかけていきたいと思います。
そして、自分自身がGoToトラベルを利用して旅行に出かけてきたので、どうやって予約するのか、旅行先の混雑状況、地域共通クーポンについてなどを詳しく紹介する予定ですので、そちらの記事をお楽しみに！
私の周辺でも、GoToトラベルを利用して旅行に行った、という人がかなり増えてきています。私もこの機会に何回か行けたらいいな、と思っているので、旅行先のレビューなんかもしていくつもりです。
これまでは海外旅行に年に数回行くことが多かったのですが、今年は国内旅行がメインになりそうです(当たり前ですけど、海外に行けないので…)。でも、このブログのテーマに掲げているように、今は国内旅行しか行けないのであれば、その国内旅行の価値を見直そうじゃないかと。新しい発見があると思いますし、この時代ならではの旅行の仕方もあると思います。
ぜひ、皆さんもGoToトラベル事業が続いているうちに、近場でもいいので一度旅行に出かけてみてはいかがでしょうか？
それでは次の記事でお会いしましょう！
