こんにちは、マサです!
唐突ですが、宇宙旅行、いつか行ってみたいですよねぇ。
今では民間企業がロケットや宇宙船を開発している時代なので、宇宙旅行が実現するのはそう遠くないのかも…
ちなみに、宇宙船開発で有名なのはやっぱり「スペースX」社ですよね。
なんたって、あのイーロン・マスク氏が代表を務めている会社ですから。(しかしまぁ、テスラ社とスペースX社両方を持っているってすごい話…)
そのスペースX社が開発中の宇宙船「スターシップ」が3月3日にアメリカテキサス州でおこなわれた実験で着陸時に爆発してしまいました。
このスターシップが爆発するのは、これで3回連族です。
↓1回目の爆発は2020年12月の以下の動画↓
これを見てこう思いませんか?
勢いよく着地して、その衝撃で爆発したように見えるけど、そもそもなんで垂直に着陸しようとしているんだろう?その着陸方法が失敗の原因に思えるけど…
キレイにストーン→ドカーンでしたからね。あんな勢いで着陸したら爆発するわ、って素人ながら思ってしまいました。
今回は、なぜスターシップは垂直着陸を目指しているのか、そしてこのスターシップに乗ろうとしている日本人について記事にしました。
本記事はこんな人にオススメかも
・宇宙旅行に行ってみたい人
・なぜスターシップは着陸に失敗するのか知りたい人
・スペースX社はなぜ何度もチャレンジする資金があるのか疑問の人
・ZOZO創業者の前澤さんが心配な人
目次
【失敗しても資金潤沢】スペースX社の宇宙船「スターシップ」はなぜ3回連続で着陸失敗したのか
垂直着陸にこだわる理由
先ほどの動画(1回目の爆発)を見ると、素人的には結構ムチャな着陸方法のように思えます。
でも、超一流の技術者が結集して考え出した着陸方法なので、きっと何か意味があるはず。
垂直着陸を目指す理由、それは「機体を再利用することができる=コストダウンできる」ためです。
これまでの宇宙船は、パラシュートを使いながら海に落ちていきましたが、これだと海水に機体が浸かってしまいますね。
でも、垂直着陸できれば、海水でダメになることなく、その機体を再利用することができるので、開発コストが一気に下がるわけです。
そして、宇宙ゴミと言われる「スペース・デブリ」が近年問題となっています。
宇宙にゴミをまき散らすことで、そのゴミが宇宙飛行時の危険物になってしまいます。
地上を出発した時の姿のまま戻って来れれば、宇宙ゴミを出さないことになるので、航行の安全面でもメリットがありそうですね。
なるほど。
しかし、垂直着陸はバランスが悪そうだけど…
今はその垂直着陸を実現させるためにトライ&エラーを繰り返しています。
それゆえ、失敗が目立ってしまうのでしょうね。
垂直着陸成功への道のりは長い。過去の失敗を振り返る
記事の冒頭に載せたYouTube動画は、3連続爆発失敗の1回目です。
2回目は2021年2月の実験です。以下の動画をどうぞ。
う~む、着陸時に垂直態勢を保てず、斜めに落ちて爆発してしまいました…
そして、わずか1か月後の2021年3月の動画(3回目の爆発)は以下の動画です。
おお!ゆっくりと降下していって、見事に着陸!
…のように見えますが、着陸直後に火と煙が上がってしまいます。
そして、動画には映っていませんが、その数分後に爆発してしまったそうです。
でも、回を重ねるたびに改善しているように感じますね!
スペースXはなぜこんなに開発資金があるのか?
トライ&エラーは素晴らしいことで、失敗を恐れずに挑戦し、結果が出なければ検証して、その反省を次回に活かす、ということですよね。
これって私たちの日常生活でも大事な考え方です。
でも、宇宙船開発って何十億、何百億円もかかるのは素人でも分かります。
失敗したら次に活かそう!って明るく言える金額でも無い気がします…
2020年12月から4か月間で3度も実験を行うなんて、開発資金が潤沢になければできませんよね。
スペースX社はどうしてこんなに開発資金を持っているのでしょうか?
調べてみたところ、スペースX社は上場していないので株を買うことはできません。
となると、そこからは資金を得ていないことになります。
実は、スペースX社は2021年2月に約900億円の資金を調達したと報道されています。
こうして資金を集め、開発に回しているのですね。
会社が資金を調達する→それをもとに研究者が失敗を重ねながら課題を克服していく、というサイクルができているわけです。
このスターシップにはZOZO創業者の前澤友作さんが搭乗予定
2018年、ZOZO創業者である前澤友作さんが月へ行くと表明したことは、当時話題になったので覚えている人も多いかと思います。
実は、前澤さんが乗る予定なのが、今まさにスペースX社が開発中で、なおかつ爆発中の宇宙船スターシップなんです。
ちょっと大丈夫?って心配になっちゃいますが、素晴らしい機体を作り上げるためにトライ&エラー中なので、きっと良いものができるのでしょう…
ちなみに、前澤さんが月に行くのはいつかというと、2023年を予定しています。
ZOZO創業者の前澤友作さん、月旅行の同行者を募集
その前澤さんですが、現在、2023年に予定している月旅行の同行者8名を募集しています。
費用は前澤さんが出すことになっていて、宇宙船は貸し切りになるとのこと。
同行者の条件は以下のとおりだそうです。
- みなさんがやっている何らかの活動が今回宇宙に行くことで大きく成長して、人や社会の役に立つなという可能性を持っている人
- そういうふうに思っている周りの同乗者をサポートできる人
月に行くまで3日間、月の裏側を通って戻ってくるのに3日間かかるとのことで、6日以上の日程を、宇宙で前澤さんと過ごしたいと思っている方で、条件に当てはまる方はぜひ応募してみてください(笑)
最後に
今回は、イーロン・マスクさんが代表を務め、ZOZO創業者の前澤友作さんが乗る予定のスペースX社製宇宙船スターシップが、なぜ垂直着陸をするのか、そしてスペースX社はなぜ失敗を続けられるほどの開発資金があるのかを記事にしました。
とても夢のある話なので、ぜひとも宇宙旅行を実現してもらいたいです。
そしていつか、庶民でも年に一度の海外旅行ではなく宇宙旅行の時代が来ることを期待しています!
最後まで読んでくださってありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう!