
こんにちは、マサです!
フジテレビの複数の女子アナウンサーに文春砲が炸裂しました。
どういうことかというと、複数のフジテレビ女子アナウンサーが自身のInstagramで特定の美容室の画像をアップしており、それがステマ(ステルスマーケティング)ではないか、という疑惑がかけられているんです。

ステマ!?それはけしからん!!
と私は最初思ったものの、

そもそもステマって何が問題なんだっけ?
宣伝することがいけないんだっけ?
と、ふと疑問が浮かびました。(というか知識が足りない)
公共の電波を使用するテレビ局に勤めていることが、何かを宣伝する際に問題となっているのでしょうか?
もしくは、アナウンサーという芸能人に近い影響力を持っている人が宣伝することが問題?
それとも別の何かが問題…?
今回は、フジテレビ女子アナウンサーにステマ疑惑がかけられていることについて、何が問題なのか調べました。
ぜひ最後までご覧ください!
本記事はこんな人にオススメかも
・フジテレビ女子アナにかけられているステマ疑惑について、何が問題なのか知りたい人
・そもそもステマってどうしていけないのか知りたい人
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フジテレビ女子アナのステマ疑惑は何が問題なのか?
目次
フジテレビ女子アナのステマ疑惑は何が問題なのか?
テレビ局だから、アナウンサーという芸能人的なポジションだからダメ、ということではありません。
結論:広告であることを表示していないことが問題
今回、ステマ疑惑がかけられているフジテレビの女子アナ複数名は、みんな美容室の前で写真を撮ってInstagramにアップしていました。
しかし、その投稿には広告であること(例えばPRとか)が書かれていません。
もし、美容室側がフジテレビの女子アナに、金銭を渡したり、無料でカットする等のサービスを提供する見返りに美容室の宣伝を依頼したのであれば、女子アナ側はInstagramの投稿に広告であることを表示しないといけないわけです。

でも、なぜ広告であることを表示しないといけないんだろう?
結論:実はお金をもらっていた広告なのに、公平な個人の口コミだと消費者に誤認させてしまうため
要は、広告って書いていないと

フジテレビの女子アナがプライベートで行ってる美容室なんだ!私も行ってみたい!
って、思っちゃいますよね。
でも、実はお金やサービスを提供されたうえでの広告だと分かっていたら、その美容室へ行きたいかどうか、消費者の感じ方は変わる可能性がありますよね。

はいはい、宣伝ね~。スルーします。
となるかもしれません。
このように、消費者に誤った情報を与えて騙す行為と言えるためステマはNGであり、今回問題となっているわけです。
フジテレビ女子アナのステマ問題は違法か?

私は法律の専門家ではありませんので明言はできませんが、違法とはならないと思われます。
その理由は以下のとおりです。
①ステマを取り締まる法律が日本には無い
海外ではステマは違法とする法律が存在していますが、日本にはありません。
法律で問われるとすれば、景品表示法の「優良誤認表示」に該当する場合です。
ある商品が、実際の質よりも優れている、他の類似商品よりも優れているというように消費者に誤認させてしまうと景品表示法に違反してしまいます。
今回は、その美容室が実際のサービスよりもスゴイとか、他の美容室よりも素晴らしい、といったことはフジテレビの女子アナウンサーは言っていないので、恐らく違反にはならないと思われます。
※ただし、会社の規則には抵触するかもしれません。そこはフジテレビ内で調査中とのこと。
②過去の芸能界での事例でも違法にはならなかった
ペニーオークションって覚えてますか?
2010年頃に起こったステマ問題です。
複数の芸能人が自身のブログなどに、個人的にペニーオークションというサービスを利用したことを掲載したのですが、実際にはペニーオークション側から報酬を提供されていました。
つまり、今回のフジテレビ女子アナの疑惑と同じで、広告であると掲載しなければいけなかった事例です。
当時、このことは大きなニュースとなり、結果的にペニーオークションのサービスは終了しました。
結果的に違法とはならなかったものの、フジテレビ側も今回の疑惑の対処法を誤ると会社への信頼に傷がつきそうです。
【まとめ】フジテレビ女子アナのステマ疑惑は何が問題なのか
法律にもかかわる問題なので、小難しいですね。最後に整理します。
- フジテレビ女子アナ複数名が、Instagramに特定の美容室の画像を掲載していた
- 美容室から無料サービスなどを受けた見返りに、Instagramにアップすることになっていた
- しかし、広告とは書かれていなかったためステマ疑惑が出ている
- 法律的には違反にならない可能性が高い
今回の記事は以上となります。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう!