みなさんこんにちは、マサです。
既に、テレビや新聞、ネットなどのメディアで多数報道されているので皆さんご存知だと思いますが、経済振興策として今年の7月から運用されていたGoToトラベルが一時停止することになりました。
これまで順調に利用者を伸ばしてきていて、運輸・宿泊・観光に携わる業界関係者のみならず、地域共通クーポンに加盟している飲食や小売りなどの様々な業界関係者までも助けてきたこの施策が一時的であってもストップすることは大きな大きな衝撃と言えるでしょう。
恐らく、これまでにGoToトラベルキャンペーンを利用して割引価格で旅行を楽しんできた方は多いと思いますし、これから年末年始にかけて長期休暇を利用して旅行の計画を立てていた方もいらっしゃることと思います。
事実、とある国内の旅行会社では、年末年始の旅行予約率が、昨年度に近い数字だったようですので、コロナ禍でのその予約率は見事だと思いますし、GoToトラベルの効果がそれなりにあったのでは、と推測できますよね。(コロナ禍で旅行に行けなかったからこその反動で、数字が伸びていたのかもしれませんが)
ただ、そういった上向き要素があったところに、このGoToトラベル一時停止措置が決まったので、関係者は大きく落胆したことは容易に想像がつきます。
なぜ一時停止措置が取られることになったのか、それはもう理由はひとつしかありません。「新型コロナウィルス感染者が大幅に増えてしまったから」です。連日のように感染者の過去最大を更新するニュースが流れており、11月末に政府が勝負の3週間、と銘打って全国に注意喚起・行動自粛を求めていましたが、これまでのところ残念ながら感染者増加に歯止めはかかっていません。
感染者増加の一因として、GoToトラベルが挙げられており、GoToトラベル参加者は、非参加者よりも感染率が2倍となっている、といった研究結果も公表されており、経済的な一面も大事ですが、ここで一時停止するのは致し方なし、というのが多くの方の意見ではないでしょうか。
昨今の感染傾向として、家庭内での感染や、高齢者施設での感染が多いそうです。年末年始は自宅で過ごしたり、実家に帰省して過ごす時期です。こういった時期にGoToトラベル施策を継続して、家庭内や高齢の両親へ感染をさせてしまうことを防ぐべく、やはりここは一度今の施策を見直すのがベストだと個人的にも思います。
GoToトラベルは当初の予定では1月末で終了する予定でしたが、業界から継続を求める声があがっており、6月末まで延長する方向で検討を進めており、追加の予算も1兆円を超える数字で計上する予定だそうです。なので、いったんここで感染者を少なくして、落ち着いた段階で再開させる方向にマサは賛成です。もちろん、この年末年始は観光業界にとっても、地域共通クーポンの恩恵を受けやすい飲食業界にとっても書き入れどきなので、一時停止は非常に辛いかと思いますが、ここはなんとか我慢をして、6月までチャンスが広がった、という捉え方ができるといいですね。(関係者の方は苦労をされていると思います。どうか頑張ってください…!)
そういった現在の状況もあり、本ブログとしても、旅行をお勧めすることはしにくいのですが、今後の参考になるような情報は引き続き発信していく予定です。旅行というニーズは絶対に失われません。特に、旅行が当たり前になっている現代人にとって、これが奪われてしまうことは苦痛でしかないと思います。だって、皆さん旅行に飢えてますよね??マサも早く海外に行きたいです…(泣)
今一度、日常の行動を見直し、自分でできる対策で感染防止に貢献し、早く大好きな旅行に行ける世界を取り戻しましょう!
【国内】GoToトラベル一時停止について
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執筆者:マサ