みなさんこんにちは、マサです。
海外旅行に行けないのに、こんなタイトルですみません。
以前、シンガポールに隔離不要の会議用施設がオープンするという話を記事にしましたが、今回はどちらかというと商用の話ではなく、観光の話です。
なので、再度言いますが、こんな時期にこんなタイトルですみません。
シンガポールに限らず、タイやマレーシアなどの東南アジア諸国では日本のプロモーションが盛んで、実際日本の人気があるようです。飲食店は、日本で我々がよく見かけるファストフードやスイーツのお店を、東南アジアの街中やショッピングセンター内でよく見かけます。ラーメンやうどんは世界中で人気ですが、ペッパーランチや、ビアードパパも見たことがあります。焼きそばパンとかを売っている惣菜パン屋もシンガポールにあったなぁ。
このように、海外で日本の食文化が定着しているワケですが、今回は航空会社と鉄道会社の、シンガポールでのプロモーションをご紹介します。正直、日本在住者には縁の無い話かもしれませんが、面白い取り組みなので記事にしました。
(今プロモーションしても、シンガポール人も日本に来れないけれど…)
目次
JR東日本が運営する「JAPAN RAIL CAFE」
近年、日本から海外へ鉄道を売り込む事業が活発です。鉄道建設、車両販売…日本には古くから鉄道に関するノウハウと安全性があります。なので、鉄道会社や車両を製造する会社が、海外へ進出することは当たり前となりました。
しかし、今回ご紹介するのはなんとカフェなんです。JR東日本が、シンガポールで、カフェ。なんで??
それはズバリ、インバウンドの拠点、です。
実は、このJAPAN RAIL CAFEは2016年から運営されていて、イメージ的にはアンテナショップというのが近いでしょうか。日本の情報を発信しつつ、和のテイストを取り入れた軽食や、日本に関するグッズを販売しています。
カウンターでは旅行の相談もでき、レイルパスを購入することも可能。事前に相談して購入できるのは旅行者にとって大きなメリットですね。
日本にも、各国の政府観光局はありますが、正直一般の旅行者は利用していないんじゃないかなぁ、と思います。私はいくつかの国の観光局に行ったことがありますが、たいていビルの中にひっそりあって、なんか入りづらいオーラが出ています。入ってみると色んなパンフレットが置かれていますが、観光の相談をするような雰囲気ではありませんでした。
そういう点では、カフェ形式で立ち寄りやすい環境を作ることは、とても良いアイデアだなと思います。
実は、台湾と東京(!)にも店舗がある
2016年にシンガポールで開店したこのJAPAN RAIL CAFEですが、実は台湾の台北にもあるんです。こちらは2019年に開業しました。台湾は親日の方が多いですし、日本の文化に興味のある若者が多いので、受け入れてもらえそうですね。台湾の新幹線は、清掃方法も日本式を取り入れているそうですし。
そして、昨年2020年には、なんと東京でも開業しました。こちらの狙いは、日本に来た旅行者への情報提供等、でしょうね。場所は東京駅の八重洲なので、新幹線などの起点になるので、利用者が多いと想定されるのでしょう。(今は旅行者は全くいないですが…)
東京の店舗に関しては、我々日本人がすぐにでも行ける場所なので、遊びに行くのも面白そうですね!
JAL、機内食をシンガポール市内で期間限定販売
次にご紹介するのは、鉄道ではなく航空会社の試みです。JALがシンガポール市内で期間限定で機内食を販売する、とのこと。
実は、この販売場所は、先ほどご紹介したJAPAN RAIL CAFEなんです。
JR東日本が運営しているシンガポールのカフェで、JALが機内食を提供する。なんだか色んな情報が渋滞していますね(笑)
販売期間は1月31日までで、販売されるメニューは下記のとおり。
「サーモンの味噌焼き」(25シンガポールドル)
「鶏炊合せ」(23シンガポールドル)
機内と同じようにトレーに載せられて、小鉢、冷やしうどん、デザート(アールグレイシフォンケーキ)、が付いてくるそうです。「SATS」という現地のケータリング会社が用意し、600食を提供予定とのこと。
トレーに載せられてるのは個人的にポイントです!
まとめ
どの国にも、鉄道ファンや航空ファンはいると思います。そういったポイントで攻めてくるJRとJAL、考えましたね!旅行に行けない今だからこそ、その攻め方が効くのだと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
それではまた次の記事でお会いしましょう!